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YouTuberの広告収入の仕組みと計算方法!どれくらい再生数があれば稼げる?

最近、YouTuberの高収入ランキングや年収ランキングを見かけませんか?

年収●億、あるいは数千万・・・と普通の会社員をしていたらとうてい稼ぎ出せない程の高額収入を得ているYoutuberが紹介されています。

「遊んでいるみたいな楽しい動画作って、稼げるのだから、YouTuberっていいなぁ!」

という方も多いですし、最近は「子供が将来なりたい職業ランキング」にYouTuberが堂々と入っているのだとか。

このYouTuberの収入源は主に「広告収入」と呼ばれているものなのですが、そもそもこの「広告収入」ってどういった収入なのでしょうか?

今回は、Youtubeの広告収入の仕組みとその計算方法をご紹介したいと思います。




広告収入の仕組み

「Youtubeの広告収入って、どういう仕組みになっているの?」

Youtubeで実際に広告を稼げるYouTuberが話題になるたびに、そういう疑問も聞こえてきます。

そこで、Youtubeの広告収入を稼げる仕組みについてわかりやすく解説していきます。

Youtubeの広告

YouTubeを見ていると、時々5秒~30秒ほどのCMのような広告が流れてきませんか?

動画を楽しんでいる途中だったり、あるいは1本の動画が終わって次の動画に移る途中だったりと、様々です。

「5秒後にスキップ」という文字が出てきて、5秒待ってスキップしている方も多いのではないでしょうか?

実はそのCMが、YouTuberにとっての「広告収入」の鍵になるのです。

広告が1つ再生されると、広告主からYouTuberへ広告が再生されたことによる報酬がに入る仕組みになります。

これが「広告収入」と呼ばれるもので、現在Youtubeで収入を得ているほとんどのYouTuberの収入源となっています。

また、広告主からの広告費用はYoutubeの運営費用にもあてられていて、現在Youtubeが誰もが無料で使えるのは、この広告収入があるからだとも言われています。

つまり、このような利害関係が成立しているのです。

  • Youtube
    Youtuberによってアップロードされた動画を公開+広告主からの広告も一緒に配信することによってより多くの広告収入を得たい
  • 広告主
    Youtubeで配信される動画と一緒に広告も配信、たくさんの人に広告を見てもらうためにも、再生数の多い動画と一緒に配信してほしい
  • Youtuber
    再生数の多い動画を作れば広告収入が得られる

広告収入を稼ぐ方法

 

「Youtubeの動画に広告が入って、その広告を動画再生した人が見ることによって収入が発生する、っていう仕組みはわかったんだけど、その広告はどうやったら入るの?」

自分の動画に広告を入れるには、まず「Youtubeパートナープログラム」というのに参加する必要があります。

このプログラムに参加すると、Googleの広告動画が自分のチャンネルの動画に入るようになり、広告収入を得ることが出来るのです。

「それじゃ、私がやっている動画チャンネルも、そのパートナープログラムに参加すれば広告収入を得られるの?」

ところが、このパートナープログラムは誰でも入れるわけではなく、条件があります。

パートナープログラムの条件
  • そのチャンネルの動画の、過去12か月の再生時間が4000時間以上あること
  • そのチャンネルの登録者数が1000人以上いること

この条件を満たしていないと参加することはできません。

趣味の延長でちょっと動画を作ったというレベルの動画ではなく、ちゃんと作りこまれた質の良い動画でないと、なかなかこの条件を満たすのは難しいようですね。

試しに、現在日本で一番有名なYoutuber,HIKAKINやはじめしゃちょーの動画を見てみるとわかりますが、たとえ短い動画でも、とても作りこまれていますし、編集もとても丁寧に行われています。

「撮ってそのままアップロード」したような動画では、なかなかこの条件を満たすのは難しいようですね。

広告の種類

また、Youtube動画再生に伴って出てくる広告にもいくつか種類があります。

インストリーム広告

動画と動画の間、あるいは長時間の動画の間に、テレビCMのように流れてくる動画の事を「インストリーム広告」といいます。

よく、動画を見ていると、とつぜん画面が切り替わって広告が流れることがありませんか?

「今、動画の途中だったのに!」

「中途半端にブチって切れるんだもん、ちょっとねえ・・・」

インストリーム広告については、あまり好印象を持っている人はいないかもしれませんね。

この動画が流れている間、動画の右下のあたりに、「●秒後に広告をスキップ」という文字が出てきます。

数秒みるとスキップできるものもあれば、スキップできず、何秒か見続けないといいけない広告もあり、どちらの広告を入れるかはそのチャンネルのYoutuberが選ぶことが出来ます。

このインストリーム動画は、広告動画をすべて再生した場合や、広告を介してURLに移動した場合に報酬が発生する仕組みになっています。

オーバーレイ広告

再生されている動画の下の方に、バナー表示が現れる場合があります。

それが「オーバーレイ広告」です。

これが出ていると、動画の字幕が見れなくてちょっと不便。

これは、動画が再生されてから10秒以上たってから出てくる広告で、クリックすると広告収入が入る仕組みになっています。

バナー広告

動画が映るスペースの横に出ている広告です。

動画を見ていると、右側に「関連動画」や「おすすめ動画」のサムネイルが縦にずらっと並んでいませんか?

その一番上にクリック型の広告が出ている場合があります。

これがバナー広告で、これもクリックすると広告収入が入る仕組みになっています。

このような広告をクリック・あるいは見ることによって、その動画を配信しているYouTuberに広告収入が発生するのです。



収入の計算方法

広告の単価

「動画の広告収入の仕組みもわかったし、パートナープログラムっていうのに参加しなきゃいけないこともわかったけど、Youtubeの広告収入っていったいいくらなの?」

現在、Youtubeの広告動画は1つ再生されるにつき0.02円です。

「それだけ?安い!」

そう思いますよね?

実はこの金額も、以前は0.1円だったのですが、Youtuber人口が増えるにしたがってどんどん減ってきたようです。

ただし、HIKIKANやはじめしゃちょーをはじめとした、動画再生数が多いチャンネルやYoutuberに対しては、この広告料金も高く設定されているようですよ。

計算方法は動画再生数×単価

Youtuberがメディアを通じて生じた収入を公表するのは禁止されていますので、現在活躍している高額収入を得ているYouTuberが、実際にいくらの収入があるのか、本当のところはわかりません。

「え?それじゃ、メディアで発表されているYoutuberの年収ランキングはどうやって算出されているの?」

確かに自己申告での公表はありませんが、動画の再生数と広告単価をもとに計算することは出来ます。

動画の再生数 × 広告単価 = その動画の広告収入

これに当てはめると、おおよそではありますが広告収入の金額を計算することが出来るのです。

例えば、動画再生数が50万回の動画で、動画内の広告動画が1本の場合ですと、

500,000(動画再生数)× 0.02(広告単価)= 10,000(円)

ということになるのです。

収入を得るのに必要な再生数

10万円稼ぐには

仮に、Youtubeで動画が何回再生されたら10万円稼げるのかを計算してみましょう。

1動画に1つ、インストリーム広告が入るとして、広告1つにつき0.02円ですから。

100,000(円) ÷ 0.02(円) = 5,000,000(再生)

という計算になりますので、500万回動画が再生される必要があります。

途方もない数字ですよね。

「動画だけで生計を立てられる程稼げるのはほんの一握りの人」と言われているのですが、思わず納得してしまいます。

トップYoutuberの広告収入の計算

現在日本で一番高収入なYoutuber,「HIKAKIN」の動画で計算してみましょう。

HIKAKINのチャンネル「Hikakin TV」で、2018年10月19日現在の最新動画が、「ニンテンドーラボドライブキット全種類遊び倒してみた!」という動画で、二日前に配信されました。

この動画の現在の再生数が119万回、単純に広告単価0.02をかけて計算してみると

1,190,000(再生) × 0.02(円) = 23,800(円)

ということになり、意外と簡単に計算できるんですね。

Youtubeの動画再生数が多い動画がチャンネルにたくさんあるなら、自然に広告収入も高くなり、稼げるようになります。

また、Youtubeの特徴として「過去に作った動画が視聴され続ける」という性質もありますので、「過去に作った動画が収入を生み続ける=継続的に稼げる」という現象も起こりえます。

さらに、再生数が多い動画をたくさん作っているYoutuberに対しては、1件あたりの広告単価が高額になるので、HIKAKINやはじめしゃちょーのような動画再生数の多い方は、広告単価も高額と言われていますので、収入はさらに増え、稼げるようになっています。

とはいえ、動画での広告収入で生活できるほどの収入を得ているYoutuberはごく一部の人で、ほとんどYouTuberの広告収入の総額は、月に数千円、あるいは数万円前後と言われているので「YouTuber=稼げる」というわけではありません。

これはあくまでも当ブログでの予想なので、実際には大きく違う可能性があります。

まとめ

Youtubeの広告収入の仕組みについてと、広告収入の計算方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

私たちは普段何気なくYoutubeで動画を見ていますが、実はその動画視聴の裏にはこのような広告動画の配信があって、広告報酬がYouTuberに入るようになっているのです。

また、動画単価がとても安いので、何度も見てもらえるような動画を多く作ることで高収入を得られる仕組みになっています。

意外とシビアなYoutubeの収入事情、「楽しそうな動画を作ったり、高収入だし、Youtuberっていいよなぁ・・・」という方も多いかもしれませんが、言われている程甘い世界ではなさそうですね。

https://youtuber-note.com/25/



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